橋本聖子議員が東京都内の公演で、白血病で入院中の水泳の池江璃花子選手について発言しました。
それは、「五輪の神様が池江選手の体を使って、私達にガバナンスの整理を伝えてきた」というような内容でした。
池江璃花子選手の名前を使って政治利用をしているのではと疑問視されています。
今回調査するのは
「橋本聖子議員が池江璃花子選手にした発言とは?」
「橋本聖子議員のいう五輪の神様って誰⁉︎」
以上の2点です。
それではご一緒に1つずつみてみましょう。
「橋本聖子議員が池江璃花子選手にした発言とは?」
橋本聖子議員は、元オリンピック選手です。
冬のオリンピックではスピードスケートで、夏のオリンピックでは、自転車競技と、大活躍しました。
特にアルベールビルオリンピックのスピードスケート競技では銅メダルを獲得しました。
現在は、参議院議員として自民党に所属しています。
日本スケート連盟の会長でもあります。
そんな橋本聖子議員が都内な講演会でした池江璃花子さんに対しての発言に、疑問の声が上がっています。
発言はこちらです。
「五輪やパラリンピックに神様がいるとすれば、
池江璃花子の体を使って五輪、パラリンピックというものをもっと大きな視点で考えなさい
と言ってきたのかな、と私は思った」
この後、何故か急に政治的な問題にも池江璃花子選手の闘病を引き合いに出します。
それは後ほどお伝えするとして、私はこの橋本聖子議員の池江璃花子選手に対するこの発言に、本当にショックを受けました。
池江選手の体は、五輪の神様の仕業で病気になったのでしょうか。
池江璃花子選手の体に起こさなくていいです。
SNSでも、
「使ってって。池江選手はモノじゃないんだから。」
「池江選手が18歳の女の子だということを忘れてる。」
「18歳の女子高生があれだけ自分の言葉でしっかりと発言出来ているのに。
大人達の言葉にどんなに傷つくか。」
池江璃花子選手のお祖母様は、
「水泳なんてどうでもいい。
生きて欲しい。」
と言っていました。
発表後に、青ざめた表情で、報道番組にゲスト出演した立石選手は、
「明るくて妹みたいな存在。
元気になって元の女子高生の璃花子に戻って欲しい。
本人は間にオリンピックに出たいと言っているが、それは後で決めればいいから。」
と言っていました。
立石選手もすごく混乱していて、半ば茫然として話していましたが、本当に愛のある言葉だなと思いました。
橋本聖子議員も、かつては病気と闘った過去があります。
確かに、自分に、
「神様が与えた試練だ」
と言い聞かせたのでしょう。
それを他人から言われるのと、自分に言い聞かせるのでは全く違います。
池江璃花子選手は、本当は怖くて震えているはずです。
言葉だけでも抱きしめてあげて欲しい。
日本スケート連盟は、ソチで浅田真央選手へのモスクワの練習場所使用の許可を出さなかった時から、何かおかしいなと思っていました。
橋本聖子議員といえば、高橋大輔選手へのセクハラもありましたよね。
今まで何故か揉み消されてきましたが、今回の池江璃花子選手への発言は多くの人が見逃さないと思います。
「橋本聖子議員のいう五輪の神様って誰⁉︎」
公演後、橋本聖子議員がTwitterでこうつぶやきました。
「神様は乗り越えられない試練は与えない」
と記したことを踏まえた表現と説明。
「スポーツ界全体が新たな気持ちで立て直していかないといけないということを、
池江選手のメッセージから受け取った」
あーあ。
これならツイッターで、つぶやかない方がいいですね。
池江璃花子選手のツイッターでの
「神様は乗り越えられない試練は与えない」
は、大変ポジティブで、それに向かって努力していく勇気を感じられます。
池江璃花子選手の意識の高さを感じ、もはや人間として既に金メダリストです。
それと、スポーツ界の立て直しは何の関係もありません。
「池江選手に負けないように私も頑張る。」
くらいならまだわかりますが。
五輪の神様、もし本当にいらっしゃったら、本当にいい迷惑でした。
まとめ
「橋本聖子議員が池江璃花子選手にした発言とは、五輪の神様が、池江選手の体を使ってコンプライアンスとガバナンスの大切さを伝えたという、意味不明なもの。」
「橋本聖子議員のいう五輪の神様は、池江選手のツイッターからヒントを得た表現。
しかし、空回ってしまった。」
数々の不可解な事をすり抜けてきた橋本聖子議員。
今回は、みんなにわかりやすい形での失言でした。
5輪の神様が、勇気を持って役職を退くように伝えて下さっているのかも。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
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