世紀の大発見、ブラックホールの実物の映像が公開されました。
このブラックホールの映像が、クリストファーノーラン監督作の映画インターステラーに出てくるブラックホールにそっくりだと評判です。
又、ブラックホールは電波望遠鏡という特殊な装置を使って撮影されました。
今回調査するのは
「本物のブラックホールが映画インターステラーにそっくりな理由は⁈」
「電波望遠鏡って何⁈」
以上の2点です。
それではご一緒に1つずつみてみましょう。
「本物のブラックホールが映画インターステラーにそっくりな理由は⁈」
出典元:https://www.yomiuri.co.jp
こちらはホンモノです。
本物のブラックホールの映像が発表され、全世界が驚きと歓喜に包まれました。
科学者達は、今にも踊り出しそうなほど喜んでいました。
しかし、この、初めて観たはずのブラックホール。
どこかで観たことがあるような…。
と思ったら、映画「インターステラ」に出てくるブラックホールにそっくりなのです。
監督のクリストファーノーランはどのようにして、この未知の存在を予想出来たのでしょうか。
出典元:https://eiga.com
アカデミー賞の何度も候補にあがっているノーラン監督。
クリストファーノーランは、インターステラを作るにあたって、理論物理学者のキップ・ソーン氏の全面協力を受けました。
弟のジョナサン(クリストファーの作品の脚本家。ノーラン兄弟と呼ばれています。)は、脚本を書きながら大学で相対性理論を学びました。
そして、スーパーコンピューターを使って画像を作成したものです。
それにしてもそっくり過ぎ。
ノーラン監督の作品への情熱を感じますね。
ここからはネタバレになりますが、
ブラックホールに行った主人公は、ブラックホールから脱出します。
まあ、これは映画だからだろう。
実際は吸い込まれちゃうはず。
と思っていましたが、
理論上、奇跡的に脱出する方法はあるそうです。
もちろん、まだ誰もトライした事がないので、真偽は定かではありません。
しかし、見事にブラックホールの姿を予想しているので、もしかしたら脱出出来るかも知れませんよね。
夢は膨らみます。
ネット上には、
「昨日インターステラー観たばかり。」
という人も多数いて、宇宙のロマンに盛り上がっていました。
「電波望遠鏡って何⁈」
出典元:https://www.asahi.com
カッコイイ。
今回、史上初のブラックホールの撮影に使われたのが電波望遠鏡です。
電波望遠鏡とはどのようなものなのでしょうか。
電波望遠鏡は、人の目の30万倍の性能の望遠鏡で、パラボラアンテナの形をしています。
1つの国ではとてもできないので、地球規模で、日本アメリカ、ヨーロッパの多くの国が参加しています。
日本の電波望遠鏡の性能は高く、17基ほどが活躍しています。
チリのアタカマ高地にあるのはアルマ望遠鏡といいますが、チリも含めて世界8カ所で観測されています。
ブラックホールは1つではありません。
この宇宙にはおそらく数千億のブラックホールがあると考えられています。
今回の発表は地球から55,000,000光年の乙女座のM87銀河のブラックホールです。
M87って、まるでウルトラマンみたいです。
どんどん、想像が現実に近づいてきていますね。
すごいロマンですね。
ブラックホールは太陽の約65億倍の質量です。
宇宙の力に本当にびっくりさせられますね。
ブラックホールは、見た目は土星のようにうっすらと輪があるそうです。
ずっと謎だったブラックホールの画像が撮れた事で、これから人類の進化の過程など多岐にわたり、研究が飛躍的に進みます。
これからも宇宙規模で嬉しい発見があるといいですね。
まとめ
「本物のブラックホールが映画インターステラーにそっくりな理由は、クリストファーノーランが学者の全面協力を得て、弟にも相対性理論を学ばせて作った映画だから。」
「電波望遠鏡は、人の目の30万倍の精度の望遠鏡。
月面のゴルフボールを地球から見るくらいの視力。」
ノーベル賞並の大発見。
素晴らしいですね。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
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