元厚生労働事務次官の村木厚子さんです。
女性官僚として華々しく出世をしていた村木厚子さんでしたが、2009年のある日、虚偽公文書作成の疑いで拘留されます。
全くの冤罪でした。
今回調査するのは
「村木厚子を拘置所で支えた本『花さき山』」
「村木厚子が拘留中に読んだ『一日一生』」
「村木厚子はコナンのファンって本当?」
以上の3点です。
それでは1つずつみてみましょう。
「村木厚子を拘置所で支えた本『花さき山』」
女性としては史上4人目の事務次官にまで上り詰めた村木厚子さんです。
ところが虚偽公文書作成の濡れ衣を着せられ?てリークされ、拘置所に拘留。
そのまま求刑、懲役1年6カ月となりますが、その後、大阪地裁で無罪となります。
本当にあるのですね。
こんなサスペンスドラマのような現実が。
しかし、村木厚子さんは誰もうらまず、全てを受け入れて辛い日々に耐えました。
心配した娘さんが、お母さんである村木厚子さんに声をかけると
「人生はそんなに甘いものじゃない。」
と、答えたそうです。
事務次官まで務めた女性はやはり胆がすわっていますね。
だからといって村木厚子さんはとても柔らかい温和な性格です。
お仕事に対しては男性エリートを凌駕する働き、プライベートでは心優しく慈悲深い性格。
官僚を辞めた現在も、彼女の周りには人が集まるのも当然ですね。
そんな村木厚子さんが、拘置所で拘留中に読んでいたのが、「花さき山」という絵本です。
小さい時に読んだという人もいらっしゃるでしょう。
学校の図書館にも確かありましたし、教科書や、問題集の題材になる事もある、斎藤隆平さんの名著中の名著です。
滝平二郎さんの影絵が美しいですよね。
「モチモチの木」も同じく有名ですよね。
思いやりの心を大切にする尊さが描かれています。
美しい心でする美しい行動。
その度に綺麗な花が一輪ずつ咲いていくのです。
その花がいつか山いっぱいになっていくお話です。
現代のあまりのめまぐるしいスピード、ネット、AI…。
超現実主義になっている私たちに、何かを気づかせてくれますね。
「村木厚子が拘留中に読んだ『一日一生』」
もう一冊、村木厚子が拘置所にて愛読した本が「一日一生」です。
こちらの本は初めて知りました。
天台宗大阿闍梨(てんだいしゅう だいあじゃり)酒井雄哉さんの著書です。
お坊さんの本ということで、仏教の教えなのだと思うのですが、1日を一生だと思って大切に生きようという本です。
本当にそうですよね。
この有り難い日常に、私たちは慣れてしまっています。
今こそ、意識を変えて感謝の毎日を過ごしたいです。
「村木厚子はコナンのファンって本当?」
本当です。
刑事小説がお好きなのだそうです。
大人気アニメ「名探偵コナン」は、映画も観に行くし、DVDも購入、放送は全て録画しています。
可愛いですよね。
誰よりも賢い女性なのに、コナンのファンなんて、ギャップ萌えの極みです。
素敵です。
本当に素敵過ぎる村木厚子さん。
だからといって、村木厚子さんを全ての女性が目指さなくていいのです。
あなたはあなたのままで、もう充分素敵なのですから。
まとめ
「村木厚子を拘置所で支えた本『花さき山』は斎藤隆平作、滝平二郎絵。」
「村木厚子が拘留中に読んだ『一日一生』は天台宗大阿闍梨の酒井雄哉著。」
「村木厚子はコナンのファンなのは本当。」
村木厚子さんをテレビで拝見出来て幸せでした。
花さき山の精神、忘れていました。
優しくしていただく度に、どこかにある花さき山に、美しい花が咲くのだなとイメージしたいと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
コメント