リオデジャネイロオリンピックに日本代表体操女子として出場した宮川紗江さんです。
現在18歳の宮川紗江選手は、専任コーチの速見佑斗(はやみゆうと)さん(32)と、二人三脚で体操漬けの毎日を送ってきました。
そんな宮川紗江選手と速見佑斗コーチに降りかかったのは速水コーチによるパワハラ問題です。
第三者からのリーク(密告)により、速水コーチは日本体操協会から聞き取り調査を受け、除名処分を受けます。
その期間がとても速くて皆驚いています。
ところが、なんとパワハラをされたといわれている宮川紗江さん本人がパワハラの事実を否定。
物議を醸しています。
宮川紗江選手がパワハラを受けていると言い、速水コーチを宮川紗江選手から引き離す形にしむけた第三者は一体誰なのでしょうか。
気になります。
また、ここにきて宮川紗江選手は所属先のレインボーを契約解除されてしまいました。
現在は練習場所をなくし、練習どころかこの騒動のショックで、日常生活もままならないと言われています。
宮川紗江選手をパワハラの被害者に仕立て上げた第三者は一体誰なのでしょうか。
またなぜこのタイミングで宮川選手は所属先を契約解除されたのでしょうか。
調べてみたいと思います。
調査するのは
「宮川紗江をパワハラ被害者にしたのは誰?」
「宮川紗江は所属先のレインボーからなぜ契約解除されたの?」
以上の2点です。
それでは1つずつ見てみましょう。
「宮川紗江をパワハラ被害者にしたのは誰?」
宮川紗江選手の活躍を応援しない第三者です。
日本体操協会に、この第三者から宮川紗江選手がコーチから「馬乗りになって髪の毛をつかんで引き回されていた」とリークがあったのです。
日本体操協会は宮川コーチを呼んで真偽を問います。
宮川コーチは、馬乗りや、1時間立たせて説教をした、と言うような事は否定しました。
しかし、叩く、ポニーテールを引っ張る事については認めました。
ところが、それは2年も前の話。
どうして、誰が、このような事を協会にさも日常茶飯事のように言いつけたのでしょうか。
宮川紗江選手は、ジュニアの頃から頭角を現し、ジュニアオリンピック代表、全日本選手権などでも好成績をあげ、リオデジャネイロオリンピックに出場。
2年後の東京オリンピックではメダル圏内といわれています。
そんな宮川紗江選手は、今年の4月に高校を卒業、リオデジャネイロオリンピック出場選手として各強豪大学、強豪実業団からのオファーで引っ張りだこでした。
でも、宮川紗江選手が選んだのは速水コーチとの二人三脚でした。
これを面白く思わなかった実業団は少なくなかったそうです。
もちろん、だからといって、密告したのが実業団だと決めつけることは出来ません。
オファーを全部断った時点で、敵がすごく出来てしまったのだと思います。
とはいえ、体操実業団の強豪クラブはこちら。
「体操競技普及委員会」
⚫︎朝日生命
⚫︎KONAMI体操競技部
⚫︎セントラルスポーツ
⚫︎相好体操クラブ
⚫︎徳洲会体操クラブ
⚫︎日体スワロー
※こちらの団体からのリークとは限りません。
また、日本体操協会も、第三者からの密告の直後に、宮川紗江選手の気持ちも確かめずに速水コーチを永久追放してしまいました。
これまでに問題のあった日大アメフト部悪質タックル問題(何故かこちらも宮川くんでしたが。)や、ボクシング協会問題、バスケ日本代表買春問題と、問題が続いていたためでしょうが、ちょっと早過ぎましたね。
協会自体も、実業団チームに所属しない異端児的な宮川紗江選手と速水コーチを好ましく思っていなかった感じがしますね。
「宮川紗江は所属先のレインボーからなぜ契約解除されたの?」
2018年8月22日付けで、宮川紗江選手は所属先のレインボーを契約解除されてしまいます。
おかしいですよね。
今回の騒動では宮川紗江選手は紛れもなく被害者です。
何の責任があるというのでしょうか。
レインボーに何らかの圧力がかかったのか…。
ホームページもすでに閉鎖されています。
謎ばかりが増える中、渦中の宮川紗江選手は練習場所を失い、コーチを失い、日常生活を送るのもままならないほど憔悴しているとのこと。
せっかくの東京オリンピックのメダル候補。
変なしがらみは捨てて、体操界みんなでメダリストを育てて欲しいです。
8月29日に記者会見を行った宮川紗江選手。
そして、宮川選手の為に立ち上がったOGもいました。
しかし、結局はなんだかうやむやになってしまった気もします。
まとめ
「宮川紗江をパワハラ被害者にしたのは、実業団チームに所属しない事を面白くないと思っている人達。」
「宮川紗江は所属先のレインボーから理由もなく契約解除された。ホームページはすでに削除されている。」
以上です。
いかがだったでしょうか。
追記:2019年現在、体操協会は宮川選手に反省文を提出させました。
とにかくいい方向に進んで体操ニッポンが躍進するのを願ってやみません。
ご一読ありがとうございます。
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