京都アニ火災は京アニ大賞でのパクリが理由⁈どの作品が⁈

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ニュース

2019年7月18日に、33名の尊い命が火災により失われました。

 

場所は京都市伏見区の京都アニメーションの第1スタジオです。

 

犯人は41歳男性で、「小説をパクられた。」と供述しているとのこと。

 

もしかして、京都アニメーションが毎年開催している京アニ大賞に関係しているのでしょうか。

今回調査するのは

 

「京都アニ大賞とKAエスマ文庫って?」

 

「パクられたのはどの作品⁈」

 

以上の2点です。

 

それではご一緒に1つずつみてみましょう。

 

「京都アニ大賞とKAエスマ文庫って?」

京都アニメーション大賞受賞作品、待望のアニメ化『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』本予告編

京アニ大賞が始まって初の大賞を受賞した「ヴァイオレット エヴァーガーデン」。

美しいCMで話題になりました。

 

白昼堂々の事件は、平成の放火事件をしのぐ最悪の結末となりました。

 

いつもは出入りには厳重なセキュリティチェックをしていたといわれる京都アニメーション。

 

その日は外部からの来客があることで、セキュリティを解除していました。

 

その隙を見て、41歳の赤いTシャツの小太り男性が乱入。

 

女性社員に灯油をかけて火を放ちました。

 

火はたちまち燃え広がり、辺りはものすごい煙が立ち込めました。

 

3階にいた男性4名は、雨どいをつかみながら、近隣の住民により、立てかけたはしごを使って救助されました。

 

モウモウと立ち上がる煙の中、救急車も消防車もなかなかたどり着かない。

 

本来ならはしごを持って近寄るのも大変危険です。

 

近隣住民の方々の勇気には感動しました。

 

消防車の方が先に到着。

 

火傷を負って、道に座りながら、だんだん元気がなくなっていく京都アニメーションの社員に、消防士が声をかけます。

 

「アニメ、いつも楽しみに観てます。」

 

残念ながら亡くなった方は大勢いらっしゃいます。

 

それだけでなく、現在病院で治療を受けている社員さんもたくさんいます。

 

本当に、心から早期回復を願ってやみません。

 

犯人が口にした、

 

「小説をパクられた。」

 

から、多くの京都アニメーションファンが真っ先に想像したのは、

 

「京アニ大賞」です。

 

これは、京都アニメーション主催の、小説コンテストです。

 

大賞は賞状と100万円、奨励賞は、賞状と50万円です。

 

賞獲得作品は、必ずアニメ化する事との謳い文句で、毎年6月頃に募集が始まり、11月末に締め切られて、選考されます。

 

必ずしも毎年大賞が出るとは限りません。

 

また、作品は、京都アニメーションが脚色する可能性があるともうたっています。

 

この京アニ大賞を受賞すると、京都アニメーションによりKAエスマ文庫の本にしてもらえます。

 

つまり、出版デビューも約束されています。

 

ところが、このKAエスマ文庫はアマゾンでの取り扱いがなく、出版物として大量に売れているというわけではないようです。

 

では41歳男性の言う「パクられた」とは、何でしょうか。

 

ここからは、完全に私の憶測でしかありません。

 

この男性は、以前京アニ大賞に応募した事があり、落選。

 

しかし、アニメを見たら自分のアイディアがパクられていた(と感じた)のではないでしょうか。

 

たくさん作品があるのだから、どうしても若干似た感じになる事はよくありますよね。

 

盗作の確証もないのに、なんと取り返しのつかない事をしたのでしょうか。

 

1年経った2020年現在も、悲しみでいっぱいになります。

 

「パクられたのはどの作品⁈」

 

では、パクられたといわれている作品は京都アニメーションのどの作品なのでしょうか。

 

どれも作者がはっきりしており、どの作品の作者も、アニメ化に際して、京都アニメーションに作品を委ねているので、「これ!」というものはありません。

 

本当に、強いて選ぶとしたら、京都アニメーションの完全オリジナルの「たまこまーけっと」くらいでしょうか。

 

餅屋の娘、北白川たまこの青春物語なのですが、端々に季節のお菓子が出てきて、超ハッピーな作品です。

 

このアイディアがあの犯人の小説とはとても思えません。

 

100歩譲ってもしそう言ったとしても、このアイディアを思いつく人はたくさんいるでしょう。

 

どちらかというと、それをアニメーションとして、どう面白く脚色するかにかかっています。

 

京都アニメーションは、それを見事にやってのけただけ。

 

勘違いの逆恨みに呆れて言葉もありません。

 

テロとも言える、この非情な事件を風化させずに進みたいと私は思っています。

 

作品は「ツルネ」!?

青葉容疑者は、現在は大阪拘置所内の医務部にいます。

 

特別に介護用ベッドが使えるように改築されました。

 

そして、そこでの取り調べにて、青葉容疑者は、

 

「盗まれたのは『ツルネ』のアニメの一部だ。」

 

と、供述していることがわかりました。

 

京都アニメーション放火殺人事件で5月に殺人容疑などで逮捕された青葉真司容疑者(42)が、京アニのテレビアニメ「ツルネ―風舞高校弓道部」の一部のシーンについて、「自分の小説を盗まれた」という趣旨の供述をしていたことが17日までに、捜査関係者への取材で分かった。

 

この作品は弓道に青春をかける男子高校生たちのストーリー

 

。NHKのテレビアニメとして2018~19年に放映された。

 

青葉容疑者が主張するシーンの放映部分は2分半程度。捜査関係者によると、作品全体ではなく一部の具体的な場面を指して、「盗用」と主張しているという。

 

青葉容疑者は現在、事件当時の精神状態を調べるため、3カ月の期間で鑑定留置されている。

 

起訴の可否に直結する刑事責任能力を慎重に見極めるため、鑑定留置が延長される可能性もあり、捜査は長期化の様相を呈している。

 

「小説を盗まれた。京アニが許せなかった」。

 

捜査関係者によると、青葉容疑者は逮捕後、「ツルネ」の他にも京アニ作品を挙げて動機を語ったという。

 

過去に同姓同名の人物が京アニに小説作品を応募したが、1次審査で落選。

 

京アニは「弊社の作品に同一、類似の点はない」としており、府警は一方的に恨みを募らせたとみている。

出典元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4c73a25316f145e645bd5108ec753a746e0c6d9d

 

 

青葉容疑者の勝手な思い込みに過ぎないようです。

 

青葉容疑者には、心を入れ替えて、罪を償って欲しいです。

 

まとめ

 

「京都アニ大賞は、京都アニメーションが毎年公募する小説コンテスト。

 

大賞を獲得後に京都アニメーションのKAエスマ文庫より出版される。」

 

「どの作品も原作に近く作られている。

 

パクられた作品は見当たらないが、『たまこまーけっと』は京都アニメーションのオリジナルなので、言いがかりをつける事は可能か。」

 

最後までお付き合いいただきありがとうございます。

 

今回の事件で亡くなられた被害者のご冥福と、いまだに入院を余儀なくされている方々の回復を心よりお祈りいたします。

コメント

  1. より:

    ここって選考が厳しいとかで評判があまりよくないとこではありましたけど、
    パクリってのは聞いたことないですし
    それなら検証サイトとかもでますよ

    ネットに自分の原作あげればいいだけなんですし
    頭おかしかったんでしょうね

    殺された人がかわいそうです

    • ソラ ソラ より:

      wさま

      コメントありがとうございます。

      そうだったのですね。

      Wさまのおっしゃる通り、ネットに原作を発表する方法もありましたね。

      本当に悲し過ぎる出来事でした。

      たくさんの日本の宝となっていったであろう、才能豊かな尊い命を失ってしまいました。

      ご冥福をお祈りいたします。

      Wさまのような心の美しい方からコメントをいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

      ありがとうございます。

      ソラ